品名:ノガミ氏の心理学入門ノート\r国:日本\r年代:1920年代頃\r素材:書籍(布背表紙)\rサイズ:20.9×17.3×2.8cm\r附属品:無\r備考:メモ1点入\r\r************************************************\r\rT. Nogami氏の「心理学入門(Introduction to Psychology)」。\r\r題字にこう書かれた本書は、膨大な手書きノートを製本して作られたもの。\r大部分が右側にテキスト、左側に図解や注釈などの補足を記すスタイルで綴られています。\rインクの文字は日本語とアルファベット(多国語)が混沌と入り交じり、書体も全体に神経質な印象です。\r\r専門用語がずらりと並んだかと思えば、人体器官のイラストや謎のグラフ、何らかの数値を求める計算式が現れる…。\r秩序があるのかどうかが定かではない、著者の頭の中をこっそりと覗き見るかのような内容です。\r\r所どころに見られる空白のページ、そして巻末近くに唐突に挟まれた薄桃色のメモにはたくさんの「狂犬」の文字。\r単なる学術書の原稿や研究ノートという領域を超えた、得体のしれないミステリアスなオーラに惹かれます。\r\rノガミ氏が学問を通じて辿り着こうとしたところは、どこだったのでしょうか。\rもしかすると、心理学に明るい方がご覧になればその答えが得られるのかもしれません。\r\r数か所に残る年代の記載から、おそらく1920年代頃に書かれたものかと判断しております。\r全体にキズやヤケ、シミ等の激しい経年変化が育っています。\r長い年月を受け継がれてきたものの持つ味わいとして、予めご理解くださいませ。\r\r個性的な古書のコレクションとして、またはセンスが光る空間演出の小道具に、いかがでしょうか。\r\r************************************************\r\r撮影の都合上、実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。\rご利用中のディスプレイ端末によっても多少の差異が生じるかと思います。\r\rご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。