Epiphoneのアーチトップ・アコースティックギター 『Olympic』の出品です。オリンピックは時代によって仕様やサイズが変わっていきますが、この個体はボディサイズが初期よりも大型化された15.25インチ(大体Martinの00くらい)で、ヘッドデザインがGibson風の形に変わる前の扇型タイプなのが熱いです。トップ:アディロンダックスプルース単板削り出しサイドとバック:ホンジュラスマホガニーネック:ホンジュラスマホガニー1P削り出し指板とブリッジ:ブラジリアンローズウッドとのことでした。それ以外の部品であるペグやテールピース、ピックガードがオリジナルなのか復刻品なのかはわかりませんが、いずれも問題なく機能しています。約90年前のヴィンテージなので傷や使用感は無数にありますが、ギターとしては現代の感覚でもかなり弾きやすいです。ネックは素人目視でおおむねストレート、弦高は低めで12Fで約2.0mm程度。フレットはローフレットに凹み状の減りがややあるものの、ビビりや音詰まりは感じませんでした。付属品はほぼジャストサイズのハードケース(1990's Martin 00サイズ用)です。